ライ麦サワー種★レシピ 

サワー種は=粉や空気中に含まれている乳酸菌によって培養する発酵種の事。一般的にライ麦と水から作られるのがしられていますが、小麦から作られるフランスのルヴァン種やレーズン酵母もサワー種なのですよ。
サワー種は、イーストでは発酵しにくいライ麦や雑穀など、グルテンの少ない生地でも、膨らます事ができます。発酵に時間がかかるものの、生地に柔らかな酸味と芳香を与え、日持ちがよくなるという効果が得られます。
ライ麦の含有率が高いパンには、やはりイーストよりも、サワー種の方が、断然おいしくできると、食べ比べて思いました。
サワー種を作るには、4,5日かかります。。。のんびり始めてみましょう。

 まずは、初種起し
材料
煮沸殺菌したビン(約700MLサイズ)
ライ麦(全粒) 210g
200g
ヨーグルト 小さじ1弱

一日目

ライ麦  40
水    40
ヨーグルト 小さじ1

材料を混ぜて、22〜25度で24H放置します。
初日は、ライ麦が水分を吸ってふやけた感じです。

二日目

ライ麦  40g
水    40g

二日目は、6時間もすると目で発酵が確認できます。

赤い輪ゴムが、混ぜた直後の種
上に2cm程膨らんでいます。フツフツ気泡があり、
ツンとすっぱい香りもします。

三日目

二日目の種から、50g取り出して
残りは冷凍保存して次回つかいます。

種   50g
ライ麦  50g
水   50g

発酵の勢いが増してきます。
半日くらいで、一度蓋をあけて、新鮮な空気をいれて混ぜてあげます。

四日目

ライ  40g
水   40g

2Hほどで、2倍くらいに膨らむほど、酵母が強くなっています。

最終日五日目

ライ  40g
水   30g


最終日はライ麦を多めに入れて、固く仕上げます。
固め・・粉が多い方が保存がききます。
完成したものが、
初種です。

パンを作るには、この初種を更に起こして、サワー種になります。
単純な作業ですが、繰り返し材料を混ぜて、発酵させて、強い酵母を育てているのです。



のんびり初種起し、お疲れ様。

材料
初種 50g
ライ麦 50g
50g

最後に酵母を全開にします。材料を混ぜて24H。
出来たサワー種150gを使って、本格ライ麦パンを焼きます。
レシピはこちら。
70%ライ麦パンレシピ
inserted by FC2 system