ヨーグルト酵母★レシピ 

サワー種は=粉や空気中に含まれている乳酸菌によって培養する発酵種の事。一般的にライ麦と水から作られるのがしられていますが、小麦から作られるフランスのルヴァン種やレーズン酵母もサワー種なのですよ。
サワー種は、イーストでは発酵しにくいライ麦や雑穀など、グルテンの少ない生地でも、膨らます事ができます。発酵に時間がかかるものの、生地に柔らかな酸味と芳香を与え、日持ちがよくなるという効果が得られます。
ライ麦の含有率が高いパンには、やはりイーストよりも、サワー種の方が、断然おいしくできると、食べ比べて思いました。
サワー種を作るには、4,5日かかります。。。のんびり始めてみましょう。

 まずは、初種起し
材料
煮沸殺菌したビン(約700MLサイズ)
ヨーグルト 100g
100g
ハチミツ 20g

一日目



材料を混ぜて、22〜25度で24H放置します。
初日は、見た目はほとんど変化がありません。

二日目


二日目は、ヨーグルトと水分が分離しています。

まだ、ヨーグルトの香りでいっぱい。

三日目


写真では分かりずらいと思いますが、
ブクブクと泡が上がってきています。

容器を振ると、シュワ〜と音がして、
小さな気泡がたくさん上がります。
香りは、ヨーグルトですが、フルーティーな甘い香りです。

2、3日しても、気泡がない場合は、炭酸が発生していません。
これでは、パンは膨らみません、そこで、
ハチミツ(糖分)を更に加えてみてください。
それでも、変化のない場合は残念ながら失敗です。

四日目


ブクブクと泡が膨れ上がってきます。
香りは、ツンしたアルコール臭も加わってきました。

五日目

泡が立たなくなりました。。。ハチミツを足してみます。
数時間後、復活しました。(ホッ!)

六日目


写真では分かりにくいとおもいますが、しっかり分離して
泡もポコポコ上がっています。
ツンとしたアルコール臭。
これで、完成にしたいと思います。


パンを作るには、この初種を更に起こして、パン種をつくります。
単純な作業ですが、繰り返し材料を混ぜて、発酵させて、強い酵母を育てているのです。

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